Leffe
発音:
醸造所: Hoegaarden (Stoopkensstraat 46, 3320 Hoegaarden),
St. Guibert (Rue de Riquau 1, 1435 Mont-Saint-Guibert)
Leffe という名前のビールを作っている醸造所は2つあります。 1つはHoegaarden wit bier でおなじみの Hoegaarden醸造所、もう一つはブリュッセルの南 Mont St. Guilbert という町にある St. Guilbert 醸造所です。 Leffe Tripel を作っているのが De Kluis で残りのビールを 作っているのが St. Guilbert です。 もともと Tripel も含めて St. Guilbert が作っていたようですが、 現在はこのようになっています。 どういう経緯でこうなったかはよくわかりません。 どちらの醸造所も Interbrew 社に属しています。

Leffe Tripel
種類: 修道院ビール
度数: 8%
独断と偏見による評価: ****

Hoegaarden Grand Cru と Leffe Tripel
Hoegaarden Grand Cru と Leffe Tripel の比較
甘酸っぱさも感じる新鮮な味わいと熟成によるフルーティーな香りが調和し、 非常に心地よいビールです。舌触りもなめらかです。 実は、このビールと Hoegaarden Grand Cru が実は同じビールではないか、 という疑惑(?)があったそうです。 (どちらも De Kluis が作っている。) 味を比べてみると味、色、泡の出方、香りともに確かに本当によく似ていて、 同じではないかと言う疑問もうなずけます。 しかし注意深く味わってみると、Leffe Tripel の方がわずかに甘み、 苦みが多いようです。 色をくらべるとこちらの方が多少濃い黄色をしています。 というわけで疑惑は晴れました。
Leffe Blonde
種類: 修道院ビール
度数: 6.3%
独断と偏見による評価: ***
色は濃い目の黄色。飲む前に嗅いでみると甘酸っぱい香りが広がり、 飲んでみるとなるほどたしかに美味しいです。 甘みは少し多め、酸味、炭酸も適度でそれなりにまとまっていて 心地よいのですが、どうも深みが足りないような気がします。 口に含んだときの香りがどうも弱いように感じました。
Leffe Brune
種類: 修道院ビール
度数: 6.3%
独断と偏見による評価: ***
色は黒。鼻に近づけると培煎香と甘酸っぱい香りが漂います。 こういう培煎がきつい黒いビールはやたらと甘くてべたべたしたのが多いですが、 そういった甘さは全くなく、控えめな甘さでほどよい酸味とマッチしています。 第一印象では、これはいい、と思ったのですが、 しばらく飲んでいるとなぜか飽きてきました。 口に含んだときの香りも少し物足りなく感じました。 それなりに美味しいビールだとは思います。


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