Liefmans
発音:
醸造所: Liefmans (Aalststraat 200, 9700 Oudenaarde)
Oud Bruin(Old Brown; オールドブラウン)あるいはVlaams Bruin (Flemish Brown;フランデレンのブラウンビール)というタイプに 分類されるビールを作っている代表的な醸造所。RIVAグループの一員です。

Liefmans Goudenband
種類: フランデレンブラウンビール
度数: 6.5%
独断と偏見による評価: ****
Goudenbandとは「金のリボン・帯」という意味です。写真からもわかるように瓶は白地に青い文字が書かれた紙で包装されていて、ラベルの縁の部分が帯状に金色になっています。多分、この醸造所のいちばんの自信作というくらいの意味でしょう。
グラスに注ぐと何やら Gueuze にも似た酸っぱい香りを感じます。色は褐色。口に入れると、香りから想像される通りの強い酸味をまず感じますが、すぐにそれはまろやかな酸味に変わり、裏側に広がる複雑な味に気がつきます。かすかな甘味とモルトの苦みとこくがほどよく調和しています。いろいろな成分が単に溶け込んでいるのではなく、それぞれが自己主張しているように感じました。
Liefmans Kriekbier
種類: フランデレンブラウンビール―フルーツビール
度数: 6.5%
独断と偏見による評価: ****
“Kriek”という名前がつけられていますが、ランビックや Gueuze をベースにしたクリークではありません。Oud Bruinにさくらんぼを漬け込み再発酵させたビールです。Oud Bruin らしい酸っぱい香りとともに強烈な酸味を感じます。甘味はほとんどなくて厳しい味ですが、不思議としつこくなくて後に残りません。単純な味ではなく、複雑でいろいろな味が溶け込んでいます。気に入りました。瓶は赤色の紙で包装されています。
Liefmans Oud Bruin
種類: フランデレンブラウンビール
度数: 5%
独断と偏見による評価: ***
色は名前の通り茶色。 非常に酸味があり、甘酸っぱい味が特徴です。 Rodenbach に少し似ています。 非常に飲みやすくさわやかなビールでした。上述の Goudenband を若いビールとブレンドしたものだそうです。


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